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心の知能指数

会長のたわごと

アマチュアゴルファーの間では

「一緒にゴルフをすると、その人の性格がよく表れる」と、一つの定説になっています。

ゴルフは、最初から最後まで、自分一人の決断と責任で18ホールの最小スコアを競うスポーツです。

プロの場合は、それが4日間だったりしますが、良いも悪いもすべて自己責任です。

キャディーと相談することもありますが、その一打一打は自分の決断による結果です。

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時々同伴させてもらう知人のプレイヤーそれぞれに、次のような特徴があります。

Aさんは、同伴者がいいショットをした場合、その都度「ナイスショット」と声掛けをします。

Bさんは、ただ黙々と自分のプレイのみに集中し寡黙なゴルフスタイルです。

Cさんは、自分がミスショットすると自虐的な感情をあらわにします。

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そして、同伴者の誰に対しても、分け隔てなく大声で賞賛するAさんには、ゴルフ友達が多くいます。

自分のプレイだけに集中する孤高のBさんは、ゴルフ仲間からも関心を持たれず存在感が薄いようです。

自分の失敗を許せなく感情のコントロールが不得手なCさんは、ゴルフ友達が限られています。

なお、ゴルフの上手さとABCタイプはなんの相関関係も無いのが、面白いところです。

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ところで、頭の良さを表すIQ「知能指数」に対して、

EQ「心の知能指数・感情指数」の概念について知っている人も多いと思います。

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一般的に有名大学出身の高学歴、すなわちIQが高い人はビジネスでも成功すると考えられてきました。

ところが実社会では、IQの高い人が必ずしもビジネスで成功していない事実に着目し、

イェール大学の博士が多くのビジネスパーソンを対象に調査しました。

その結果、ビジネスで成功した人は、「IQの高い人」よりも、

「対人関係に優れている人」ということが分かりました。

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IQが偏差値的知能の高さを示すのに対し、EQが重視するのは「対人関係能力」の高さです。

自分の感情をコントロールしたり、他人の感情を読み取ることに秀でた人は、

社外との関係を良好に維持することができ、社内でも多くの共感者を得ることができる・・

すなわちビジネスでの成功率が高いということです。

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ある日Aさんは、どう見ても「ナイス」と言えるプレイが皆無なゴルフ初心者と同伴になった時があります。

その時Aさんは、自分のプレイが恥ずかしくて落ち込む彼に

「ノビシロ無限大・・これからが楽しみだね!」・・と真顔で言ったのです。

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想像のとおり、EQ「対人関係能力」の高いAさんは、皆から慕われ仕事でも成功している人です。

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そして、なにを隠そう・・・その時の「初心者」は私自身でした。

未だにノビシロは発揮されていませんが・・!

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