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コロナ終息時の視点

会長のたわごと


賃貸業界の大手FC本部のCMが、数日前から急に変わりました。
要約すると「OOは店舗数が日本一!」から「来店することなく契約サポートできます!」へと・・。
「なるほどこれは、今のコロナ情勢に即応したもの・・さすが対応が早い!」と感心しました。ところがこの突然の変更は、FC本部がそこまで考えたかどうかは別にして、賃貸業界のビジネスモデルの「大転換」を表しています。

今までエリア内を細分化し店舗数を増やすことで、お客様の来店チャンスを高め、売り上げ拡大を図ってきたビジネスモデルが通用しなくなってきたのです。新型コロナという感染症の恐怖が、対面接客の「リアル店舗」ではなく、オンライン上の「非対面接客」へと急激に向かわせています。

今や、世界中で在宅勤務や休校が広まり、遠隔でのオンライン会議や動画視聴の機会が増えたことで,通信ネットワークの停滞が心配されるほどです。

そしてこの時、人々の頭をよぎるのは、「この状態が収まれば、客足は回復するはずだ!」という希望的観測です。しかし、ガラケーからスマホに替えた顧客が再びガラケーに戻ることがないように、そうはならないのが「価値観のシフト」です。

このようなパンデミック市場では、かつての強みが弱みになり、弱みだと思っていたことが強味に転換したり、想定外のことが起こります。
第四次産業革命といわれている今日ですが、IoTやAIによる製造業の革新だけではなく、サービス業やその他の業種においても、この騒動の渦中に技術革新と経営革新を達成した企業が、次の成功企業に取って代わる可能性があります。
その意味では「働き方改革」より「新型コロナ改革」と言ったほうが的を得ているかもしれません。

現代社会はITや経済変化の激しい混沌とした社会だといえます。予期せぬこと理不尽なこと、辛いことなど「暗中模索」の時代かも知れません。しかし、どうにもならない世の中の矛盾や障害を嘆くより、そんな時だからこそ、お客様から選ばれる「創造的改革」に集中しょう!

もう既にこの逆境の中、競争はスタートしています・・新型コロナ終息時に視点をおいて・・「志」を持ってガンバロウ!
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