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価値観が空気になる時

会長のたわごと

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誠にありがたいことですが、弊社が毎月発行しているオーナー様専用新聞「満室最前線」を読んでくださったお客様から、色々なメッセージを頂きます。

先日は「いつも楽しく満室最前線を拝見させて頂いております。特に“社長のたわごと”は、私自身も経営しているので、非常に勉強になります。私の勝 手な思い込みかも知れませんが、エイジェントさんの社風は好きです。オーナーの利益も考えてくれている対応や社員さんの雰囲気も好きです。・・・」という 大変うれしいメッセージを頂きました。

しかしながら、フッと弊社の「社風」ってなんだろうか?・・と考えてしまいました。
自分で自分のことが解かっていないのと同じように、自社の社風を言葉で表そうとすると、具体的な文言が浮かびませんでした。

一般的に社風とは、「価値観」「考え方」「「気風」「行動様式」「雰囲気」などと云われます。もちろん感情的には解かっているのですが、ハッキリしないモヤモヤした感覚に包まれていました。
そんな時「あっ!これが我が社の社風だ!」と気づいたことがありました。
それはリーシング社員からの、決して特別なことではなく、日常的な業務報告でした。

「OOマンションに入居予約をしてくれた大学受験の予備校生・・今日は運命の合格発表の日。ご本人に確認事項があったので連絡を入れてみました。受 付当時は、何だか自信がなさそうでした。そのため一抹の不安を感じながら、恐る恐るの電話でした。ご本人の第一声「あ~ぁ・・」だったので、不合格を覚悟 しました・・・「今電話しようと思ってたんです・・受かってたんです!・・合格したんですよ!」と・・思わず「きゃあ~!!おめでとう~ございます!」と ご本人によりもはしゃいでしまいました。気づくと周囲の同僚メンバーも拍手してくれていて、それにまた感動しました。あと1年だけ、と覚悟を決めての予備 校生活・・その苦労を思うと涙が出そうで、勝手に母親のような気持ちになっていました。契約書などを送付する際、合格した学生さん向けにさくらの花びらを 買っていたので、合格のお祝いと一緒に1年間お疲れ様でした、とのメッセージを添えて送りました。」

弊社の企業方針は38ページの冊子になっており、毎朝の朝礼で数項目ずつ朗読します。更に、理解力の確認のため、2ヶ月に一度その中身に関するテストを実施しています。
そんな企業方針の1ページ目に記載している文言は、
「企業方針の唱和は耳にタコが出来ても続けます。当社の社員である以上、中止することはありません。記載内容は、初歩的なものから難しいものまでありますが、理解を超え反射的に出来るようになるまでレベルアップします」・・です。

「社風」とは、モノ事に対する反射的な行動・・その会社にとっては“自然体”・・・・つまり「価値観が空気」になった時かもしれません。

外から冷静に見てくださってるオーナー様には、そのようなことは先刻ご承知だったのですね!
また勉強になりました・・本当にありがとうございます。

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