■多発する異常気象
最近、豪雨や長雨などの異常気象が増えています。年度末の3月31日から4月1日にかけても、当社の管理エリアは激しい雷雨に襲われました。その日は夜間勤務担当だったため、「インターネットが繋がらない」「テレビが映らない」「共用通路が真っ暗」などどいった入居者からの連絡に一つ一つ対応していきましたが、これらの現象のほとんどは、雨漏りや湿気などにより「漏電ブレーカーが落ちたこと」が原因です。
特にここ数年は、台風や集中豪雨などにより大きな被害が発生する事例が増えています。事前の対策で雨漏り被害を軽減することは可能ですので、梅雨入り前のこの時期にぜひ対策をお願いします。
■事前にできる「雨漏り対策」
①屋上・ベランダの排水口清掃
落ち葉やゴミ等が強風によって舞い上がり、排水口を塞いだり詰まったりオーバーフローし、雨漏りとなってしまうケースがあります。突然の豪雨に備えて、日頃から屋上やベランダの排水口、雨樋が詰まらないよう、定期的に状態の確認や清掃をするようにしましょう。
②雨水桝の清掃
雨水桝にゴミや土埃などが詰まっていると、大雨の際に雨水が排水されず、半地下の駐車場がある物件などは、水没しかけることもあります。駐車場、エントランス、エレベーターなどが路面より低い位置にある場合は、特に定期的な確認・清掃をしておきましょう。
③周辺の庭木の剪定
落ち葉が排水口に詰まり、水漏れに発展するケースもあります。夏場は害虫発生の防止のため、また秋から冬にかけては落ち葉により詰まりを回避するために庭木がある場合には定期的に剪定することをおすすめします。
雨漏りは復旧工事に時間が掛かる場合も多く、建物への被害だけでなく入居者の家財に被害が出てしまうことも少なくありません。それが原因で退去へ繋がったケースもございます。
雨漏り対策についてのご相談は、日本エイジェント レスQセンター(TEL089-909-6735)まで、お気軽にご連絡ください。
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