今回は、春から夏にかけて増えるお困りごとカテゴリー「動物及び虫問題」「共用部関係」の中から「虫・樹木関係」のお困りごとについて紹介したいと思います。
昨年のこの時期の「動物及び虫問題」のお困りごと入電数を見てみると、約1カ月間の間に64件の連絡がありました。連絡内容としては、主に虫、鳥。その中でもハトの巣作りの連絡が多いです。調べてみると、ハトの繁殖期は「春から初夏」がピークとの事ですので、この傾向はもうしばらく続きそうです。 最近、私が対応したお困りごとの中で、気になった案件をご紹介します。
【お困りごと事例】
1.駐輪場にあるスズメバチの巣が怖くて外出できない
現地に行くと、ススメバチの巣がお部屋のまん前の駐輪場にありました。ソフトボールくらいの大きさで、中にいるハチも多くて5匹程度と思われましたので、私が駆除致しましたが、巣がもう少し大きければ専門業者の手配が必要でした。
2 .駐車場の横に大きな木があり、樹液や虫の糞で車が汚れる。洗車代を負担して欲しい
これは意外と多いお困りごとです。これからの季節、駐車場横に大きな木のある区画は、鳥や虫の糞、また木の種類によっては樹液が垂れて、駐車場契約者様との間でトラブルが発生する事があります。
屋内駐車場も油断出来ません。クモの糞です。どうしてもマンションの駐車場は夜明るいので虫が寄ってきます。そしてその虫を捕食する為にクモも集まります。このクモはけっこう大量の糞をします。最近は高級車など、車にこだわりを持ってる方も多く、「毎週洗車しないといけない。どうにかならないのか。」とのご連絡をいただくことも多いです。
■虫や樹木に関するお困りごとの対策
自然豊かな地方都市である四国愛媛では、虫や鳥に関するお困りごとの発生はある程度仕方がない部分もありますが、出来る対策はないのでしょうか?
例えば大きな木があると、どうしても鳥や虫が集まりますので、駐車場の真横や居室の窓の直ぐ近くまで延びてる枝などは、剪定や思い切って伐採するなどした方がいい場合があります。また、共用電灯を虫の集まりにくい防虫蛍光灯にするのも効果的です。
上記以外にも物件によって対策は様々ですが、ご入居者様に長期に渡り、快適な生活をご提供するために、今一度現状の確認と対策をされてはいかがでしょうか。賃貸物件のお困りごとについては、日本エイジェントレスQセンター(TEL 089-909-6735)までお気軽にご連絡ください。
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