えひめレスQセンターの昨年(2022年6~10月)のお困りごと発生内容を見ると、集中豪雨や台風による「雨漏り」29件、「上階からの漏水」83件と水に関するトラブルが目立っています。「共用部関係」のお困りごと791件の中にも、雨漏りを起因とするブレーカー漏電による「断水」や「停電でテレビが視聴出来なくなった」などの案件も多く含まれていました。
台風や集中豪雨などの自然災害については、人の力が及ばないこともあり、予測不可能な部分もありますが、事前の対策で被害を軽減することは可能です。この機会にぜひご確認ください。
【対策①】屋上や空室の排水口清掃
落ち葉やゴミ等が強風によって舞い上がり、排水口を塞いだり詰まったりすることでベランダに水が溜まり、階下に水漏れしてしまうケースがあります。突然の豪雨に備えて、屋上や空室のベランダの排水口、雨樋などが詰まらないように、確認・清掃をするようにしましょう。
【対策②】雨水桝の清掃
半地下の駐車場がある物件は、大雨が続くと水没しかけることもあります。ほとんどの場合、グレーチング(金属製で格子状の側溝などの蓋)下の集合桝にゴミや土埃などが詰まり、雨の量に排水が追い付かないことが原因です。駐車場、エントランス、エレベーターなどが路面より低い位置にある場合は、集合桝の定期的な清掃をおすすめします。
【対策③】庭木の剪定
落ち葉が排水口に詰まると、水が溜まり、漏水の原因になります。庭木がある場合には、落ち葉が排水口に詰まらないように、定期的に剪定するようにしましょう。
雨漏りは、部屋の復旧工事に時間が掛かる場合も多く、入居者の家財に被害が出たことが原因で退去へ繋がったケースもございます。梅雨前に今一度、現状の確認と対策をお願い致します。
雨漏り対策についてのご相談は、日本エイジェントレスQセンター(TEL089-909-6735)にて承りますので、お気軽にご連絡ください。
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