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自分自身の敵

会長のたわごと

 

 

「この物件の大家さんは、良心的で、いい人ですよ!」・・「じゃ~やっぱり、ここに決めます」・・これは、当社ルームアドバイザーと入居希望者のやり取りのワンシーンです。

入居希望者にとっては、それぞれの物件の設備やグレード、立地、家賃、間取り等も大切な選択肢ですが、勧める側(リーシング担当)の“そんな一言”が決め手になる場合が往々にしてあります。

 

当社では営業トークの”決め台詞”として「良い大家さんですよ!」と云いなさいという指導はしていません。

「良い大家さん」という意識が社員の心にある場合に限って、自然に言葉となって口から出るようです。

 

それでは、「良い大家さん」とはどのような人のことを指すのでしょうか?これは人柄や社員の主観によるところも大きく、漠然としています。

逆に「嫌な大家さん」の場合は、聞き取り調査から次々と具体例が出てきます。

要約しますと次のようになります。

1 短気で、すぐ感情的になり怒鳴りまくる

2 部屋を貸してやっている風な態度で、入居者を見下す

3 約束ごとを、くるくる違える

4 自分の都合優先で、入居者の都合は全く無視

5 提案や相談ごとは、一切受け付けない

                    ・・・・などです。

この中でも、最も敬遠されるタイプは1番の「短気で感情的な人」です。

これは、大家さんに限ったことではなく、友人・知人・職場など対人関係すべてについて最上位にくる項目です。

 

「短気は損気」などとも言われ、短気を起こすと結局は自分が損をすることになってしまいます。

組織改革の能力はあったようですが、全会一致で不信任決議をされてしまった某県知事は、「瞬間湯沸かし器」と揶揄されるほど短気だったと、メディアが報じています。

これが、戦国時代なら命取りになってしまうから大変です。

短気な性格が災いして、部下に裏切られ49歳で死去した織田信長・・それに対して75歳まで生きた徳川家康の遺訓は注目に値します。

 

その中の一つ「怒りは敵と思うべし!」・・「自分の中の怒りは、わが身を滅ぼす敵と思って抑えなければならない」という教えは、時代を超えすべての人が教訓にするべきでしょう。

 

 

 

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